MARCIA LONGA/マルチャロンガ

※写真はイメージです

ドロミテの二大渓谷を大横断 70kmの
偉大なクロスカントリーへ挑む!

 無数のゲレンデと渓谷が縦横無断に広がる「ドロミテ」で、クロスカントリーの一大レース「マルチャロンガ」が、毎年一月の最終日曜日に開催される。イタリア語で「Marciaマルチャ」とは「競歩」という意味。「longa ロンガ」は、そう、ご想像通りでLong=長ぁ〜いという意味で、つまり「マルチャロンガ」とは「長い競歩」という名のクロスカントリー大会なのである。歴史もロンガ(ながく)で、2000年の今季は第27回目を迎える。 クロスカントリーの大会といえば、日本を代表する大会の一つに「札幌国際スキーマラソン」がある。雄大な北海道で開かれる50kmのスキーマラソンで、クロスカントリー派であってもなくても、毎年熱い戦いが繰り広げられている。 両大会とも、毎年8月の南半球オーストラリアでの大会を皮切りに、一月〜三月にかけてヨーロッパ各国、アメリカやカナダ等世界13カ国で開催される「ワールドロペット・カップ」に加盟した姉妹レースである。このワールドロペットの大会の中で一番長〜いコースとなるのは、3月の第一週日曜日にスウェーデンで行われる大会で、何とフルマラソンの2倍以上の90km、超ロング&ロングコースだ!! イタリアのマルチャロンガは、このスウェーデンのコースには及ばないものの、ドロミテの西端カヴァレーゼ(1,000m)からプレダッツォ(1,018m)へと延びるフィエンメ渓谷とモエナ(1,200m)からドロミテのほぼ中心セッラ山群の麓のカナツェイまで延びるファッサ渓谷の二大渓谷にわたって展開される70kmのロングランである。平均約60kmのワールドロペットの中では四番目の長さをマークしている。 レースは、二つの渓谷のほぼ中心ファッサ渓谷のモエナからスタート。FISのスコアーを持つ選手から始まり最初のグループは朝8時30分、一般 の殆どの選手はその30分後9時ちょうどのスタートとなる。標高1,200mのモエナからヴィーゴ・デ・ファッサ(1,390m)、一番のトップであるカナツェイ標高1,460mまで徐々に上がって行く上りが続く。カナツェイまでは約18kmの距離で約4分の1。ファッサ渓谷の東端のカナツェイでUターンし、ソラガ(1,210m)までの約5kmは緩やかな下りとなる。 ソラガから再びモエナへと向かうが、この約2.5kmの区間には少し急な上りと標高差約110mの急な下りが一気にやってくる。グーッと上り、ス〜っと下ればモエナで、ここでちょうど半分の35km地点を迎えられる。 後半はもうひとつの渓谷フィエンメへと入っていく。最初の5km程はほぼ平坦なコース、で、その後はプレダッツォ(1,018m)を抜け、一番低いエリアの標高800mモリナ・ディ・フィエンメまで約22km程の緩やかな長い下りへと続いて行く。 ここまで来れば残りもあとわずか8km程となりホっとできる。が、そんな気持ちはまだ待って!ここからが最後の上り坂への突入となる。残り8kmで標高800mから一気に、プレダイアを経て標高1,000のカヴァレーゼまで、UP&UPが続く。 上りきれば、ついに、やっと感動のゴールラインへ滑り込めるのです。 太陽の陽射しによって蒔絵のように姿を変えるといわれるドロミテ特有の大岩峰の尾根に見守られながらの70kmロングマラソン。地平線のように続く真っ白な道をひたすら抜けて行く。70kmのスキーマラソンは確かに辛い(?)ハードなレースになるだろう。ただ、同じ70kmをひた走りするのなら、他に類ないこの絶景の中を走り続けた方が、完走への意志が継続する。また、例えまわりに人がいなくなったとしても、たくましいドロミテ山塊がずっと見守ってくれるので、淋しいことも、挫けそうになることもなくなるだろう。そして、感動もその自然の大きさの分、大きいものになる筈である。 70km本当に完走しちゃったの?って思える程、スキーマラソンには周囲の美しい景観が大切な励ましになってくれると言えるのでは…。 札幌国際スキーマラソンへの参加経験者はワールドロペット・カップ第二のレース出場を。その他各地・各国のクロスカントリー大会常連の方は新たな大会へのチャレンジとして、そして、大会未経験者は初挑戦として、みぃ〜んなで挑戦しましょう。いくら「ワールド」な大会といっても「やる気」さえあれば誰でもOKです。記念すべき2000年のマルチャロンガへ我らイタスキチームと一緒に参加してみませんか。 お子様用のミニ・マルチャロンガもあるので、ファミリーでのマルチャロンガ挑戦も大歓迎です。

GIGANTISSIMO /ジガンティッシモ
GARDENISSIMA/ガルデニッシマ
SELLA RONDA SKI MARATHON/セッラロンダ・スキーマラソン
MARCIA LONGA/マルチャロンガ
INTERNATIONALTELEMARK FESTIVAL/インターナショナル・テレマーク・フェスティヴァル

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