SELLA RONDA SKI MARATHON/セッラロンダ・スキーマラソン


世界でたったひとつの
ナイトスキーマラソンに挑戦!!

 全スキーヤーの憧れの地ドロミテスパースキーエリア。その中心の巨大なシルクハットのような台形型の大岩峰セッラ山群が舞台の、世界にたったひとつの大会「セッラロンダ・スキーマラソン」。セッラ山群を囲むスキー場群の地形とイタリアーノならではの発想を上手くかけ合わせた大イベントの一つとなっている。ドロミテの各ハイライトを巡る贅沢なセッラロンダコースを貸し切ってのマラソン大会は、毎年ベストシーズンの2月に開催されている。 セッラロンダはドラマティックな絶景の中で、リフトに乗っては滑り、滑っては乗りを繰り返しながらセッラ山群をぐるっと一周するクルージングスキーができる世界随一のコース。いつものこのコースは逞い大岩峰や陽の光によって七変化する山塊と澄んだ青空とで描かれる美しい稜線などの絶景に魅せられてのクルージングだが、スキーマラソンは日が暮れかける夕刻6時からのスタートとなるため、夕陽や月光で彩 られたナイトクルージングとなる。セッラロンダ・スキーマラソンのこの日だけがドロミテでのナイトスキーを体験できる唯一の日で、いつもとは全く違うセッラロンダに出会える日でもある。神秘に包まれた夜のドロミテを思い浮かべただけでもワクワクしちゃう。

 スキーマラソンのコースは比較的滑りやすいといわれるオレンジコースの時計廻り。夜ということもあって不安(?)もよぎるが、スタートラインに立てば、沈みかけた太陽とそれに相対する月の光に照らされた魅惑的なドロミテが眼前にあり、冒険心と好奇心がますます増幅する。ファッサ渓谷のカナツェイ(1,460m)から、2人1組のナイト・クルージングスキーへ、いざっ出発!! 途中のチェックポイントは3カ所。シールスキンをつけた板を操り、林間やオープンコース、上り下り、平坦で長いコースなど次々と攻めて行く。そう、これはマラソン。上から下へ斜面 を滑降するだけでなく、普段とは逆の下から上への上り坂だってもちろんある。平坦な道ではせっせとスケーティングに励み、いつもはリフトでスィ〜とひとっ飛びの場所だって自力で登らなくてはならない。

  スタート地のカナツェイからセッラ山群をめざして進みセッラロンダコースへ合流。まずは第一難関と予想されるセッラ峠。出だしは好調に克服。針葉樹のアーチを抜ければ第一チェックポイントのセルヴァ・ガルデナへの寄港となる。ガルデナ渓谷を代表するスキー村だ。今度はセッラの北へ回り込み、第2の寄港地コルヴァーラを目指してガルデナ峠(2,240m)へ挑む。W杯で有名なアルタバディーア地区の中心コルヴァーラで、レースもちょうど中盤に差し掛かれる。折返し地点を通 過し、意気込みも新たに第3の峠カムポロンゴ(1,875m)を越えればアラッバへと辿り着く。最終の第3ポイントともなれば、同じアラッバなのにいつもの平和で素朴な雰囲気のアラッバがとても懐かしく感じられるだろう。ここからはいよいよゴール地へ向かってのラストスパート。ゴール地も目前のアラッバ〜カナツェイには最後の砦であるポルドイ峠(2,250m)が待ちかまえている。が、ここまで来ればあとは「火事場の馬鹿力」を発揮し、最後の力を振り絞りゴールへ向かってひた走るだけ。サッソルンゴ、マルモラーダ、トファーナなど夜空に向かって聳え立つドロミテ3,000m級の名峰達が、月夜に写 し出され遠くから私たちを応援してくれる。 最後の上りを無事にこなせば、大森林地帯の向こうにゴール地点カナツェイが見えてくる。 数時間前に胸を踊らせ旅立った地カナツェイへ向けて最後の大滑降!この数時間の間の出来事が走馬燈のように甦る。きっと涙をためてのファイナルランとなるでしょう。レース中ず〜と見守っていてくれたセッラ山群にも別 れを告げ、その雄姿を背景に大歓声を浴びてゴールゲートをくぐる。無事帰還を果 たす。一気に溢れ出す涙、涙、涙の大感動!! ドロミテ全土、すべての山群が健闘を讃えてくれます。

 夜景色の中を壮快に滑降できる下りもあるが、マラソンというからには上りも付き物。通 常はリフトを使うところも自分の足で上るのだから、いったい何キロ走り続けることになるのだろうか。きっと想像を絶するスケールなのだろう。イタリア産イベントはいつもより多くの人が参加できるように設計されているので、高度なスキー技術が絶対条件ではないが、持久力と強い精神力を兼ね備えてなければならいないことは確かだ。そして、さすがに夜のスキーマラソンには年齢制限がある。健康と体力&持久力に自信がある26歳以上の人にだけ与えられた自分の実力と耐久力、そして度胸?!を試せるチャンス。完走を成し遂げることは何にしても共通 目的ではあるが、三つのチェックポイントのどこまで行けるかを試すだけでもいいと思う。いつもと違ったスキーレースに是非一緒に挑戦してみましょう。記念すべきイタスキ初参加の大会で初完走の名誉を手にするカップルは一体誰?あなた達かもしれませんよ!   

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SELLA RONDA SKI MARATHON/セッラロンダ・スキーマラソン
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